イタリア初心者やイタリア好き、イタリアを自由に旅したい人に役立つ情報をご紹介!

イタリアF3テスト

イタリアF3テスト当日

イタリアF3テスト当日、外を見たら雪は止んでいましたが、路面の状況からしたらテストは中止だろうなと思いました。そして校長先生に電話をしてみると「サーキットの状況を見て電話するよ」と言われました。「えっ!中止じゃないの?」と思いながら電話を切りました。

そして、1時間後電話があり「テストをすることになったから来てくれ!」とのことでした。「マジかよ!」こんなに寒くて雪も残ってるのに走るの?という思いでした。ちょっと、自分の心の準備がイマイチでしたが、行きの車の中でしっかり心の準備をしようと思いました。

そして、サーキットに着くとしっかりとマシンが準備されていました。やはり、マシンが目の前に準備されていると気が引き締まりますし、気持ちが自然と切り替わりました。サーキットを見たところ路面は一部濡れており、ランオフエリアには雪がありました。これは滑りそうだなと思いながら準備を進めました。

この時は、本当に無我夢中で怖いもの知らずでした。海外でレースをすることは言葉の問題もあるのですが、逆に細かい雑音が入らないから良い部分でもあります。日本語だとどうしてもいろいろなことまで聞こえてきてしまって集中できない事もあるからです。

イタリアF3に乗る

そして、遂に初のF3に乗り込むことになりました。メカニックから「すごく滑るから丁寧に扱え」と言われピットを出ました。が、これまで乗ってきたフォーミュラ・フォードに比べF3のエンジンは2000ccで相当パワーがあります。それに加えて路面がすごく冷えていて滑るので、コントロールするのがすごく難しかったです。

とにかくまずはゆっくりマシンに慣れなくてはと思いながら、必死に操作するもちょっとアクセルをラフに操作しただけでリアが滑りました。そして、スピンしてしまいフロントウィングを壊してしまいました。最悪だと思いながらピットへ戻ることになりました。

そして、ウィングを修理して再度トライすることになりました。メカニックは「気にするな!」と言い私を励ましてくれました。そして再スタートしマシンにも段々慣れてきて徐々にスピードを上げていきました。慣れてくると非常に面白く、「うお~、これがF3か~!」と叫んでいました。

速いし、シフトチェンジもし易いし、コーナリングスピードが圧倒的に違うことに驚きました。「すげ~!」と、その一言ばかりを叫んでいました。フォーミュラ・フォードにはないウィングがF3には前後に付いているのですが、「ウィングが付いているとこんなにコーナーが安定しているのか〜」、「こんなスピードでコーナーを曲がれてしまうんだ~」、そんなことをヘルメットの中で言いながら走っていました。

午前中の走行が終わりしばし休憩時間となりました。午前中の走行で結構神経を使っていたし、やはりGフォース(重力)が全然違うことで体が疲れていました。日本のサーキットと海外のサーキットの大きな違いは、海外には時間制限がないということです。日本のサーキットは30分を1本とし、1日に多くても4本ぐらいしか走行することができませんが、海外は好きな時間に好きなだけ走ることができます。

ですので、マシンのセッティングを変更したい時にピットに入り、メカニックと話し合い再びコースに出て色々と試すといったような具合で走行していきます。走る量は明らかに海外の方が多いですし、セッティングを変更してすぐに試すことが出来るのがプラスになるなと思います。

イタリアF3を楽しむ

そして、午後の走行が始まりました。他のチームのF3も走っていたのですが、メカニックから「彼らは昨年(1998年)トップを走っていた連中だ」と言われました。なるほど、彼らに近づけるように頑張るぞと思いながらスタートしました。

午前中より気温も上がり路面の状態もだいぶ良くなってきました。マシンにもだいぶ慣れてきたし、タイムを出すぞという思いで、走ってはピットに入るという繰り返しでセッティングを煮詰めていきました。そして終盤好タイムを連発するようになり、トップを走っていた連中の0.5秒落ちまでいき走行を終えることになりました。

メカニックからは、「よくやった!」という言葉をもらいました。校長先生も「このコンディションで始めてのF3で上出来だ!」と言ってくれました。確かに、必死に乗っていたし、体は疲れきっていてヘトヘトでしたが心地良い疲れでした。そして、メカニックが最後に「今年一緒に仕事を出来ると良いね!」と言ってくれました。私はF3に参戦したいと心底思いました。

レーシングカーに乗ってこんなに疲れるのは始めてでした。終盤はかなりのGフォース(重力)に首が持っていかれて真直ぐにしていられないほどでした。体への負担はかなりのものでした。腕もきつかったのですが、何よりも首がかなりきつかったです。

F3はカーボンモノコックで出来ているので、クルマの剛性がすごく良いのです。そしてウィングも付いているので、ダウンフォースと呼ばれているマシンを地面に押し付ける力が働いて、コーナリングを安定させてくれます。それによって、コーナリングスピードが上がるので、体にかかるGフォース(負荷)も上がるのです。

よくF3からがレーシングカーだと言われます。その言葉がよくわかりました。フォーミュラ・フォードは普通に乗ってもそんなに疲れることはないですが、F3は体力的に相当きついなと思いました。これがF1だともっとすごいのだろうなと思いました。というわけで、モータースポーツは体の全てを使うスポーツなのです。

イタリア自由旅を150倍楽しむ方法!無料メルマガ登録

スクリーンショット 2016-06-04 12.31.45

 

スポンサードリンク





お気軽にお問い合わせください。 TEL 050-3377-8397 受付時間:10:00-18:00(土・日・祝日除く)

  • Facebook
  • Hatena
  • twitter
  • Google+

無料メルマガ「イタリア自由旅を150倍楽しむ方法!」

麻生裕二プロフィール

イタリア自由旅予約サイト

 

   

スポンサードリンク

PAGETOP
Copyright © イタリア自由旅情報 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.